待っているだけではお客様の信頼を得ることはできません。
こちらから出て徹底的にお客様の期待を超え続けて、ようやく少しづつ信頼を得ることができます。一時しのぎではなく、絶えずお客様のために汗をかき続ける。お客様から信頼を得るにはこうした継続的な努力が必要です。一つ一つ問題を解決し、最後にお客様から「ありがとう」と言って頂けるのが我々の目標であり喜びです。

「誠意を持つ」とはお客様のいいなりになることではありません。
税務・会計のプロとして時に法律や規則に照らし、NOと言える強さを持つ必要もあります。ただし、NOと言ったときは、必ず代案を示し、お客様のとりえる選択肢を適切に提示する必要があります。お客様の言いなりになるだけでも、NOというだけでもなく、進むべき道をお客様としっかりと共有できることが、誠意のある対応だと考えています。

NOと言うのは、実は難しいことです。
言い方によってはお客様の考えや人格を否定するようにも受け取られ、それ以上お話もできなくなることもあります。時に厳しいことを言うには日ごろの信頼関係が必要です。また適切なコミュニケーション能力も必要です。言いたいことをいうだけではなく、お客様の立場に立って、どのように伝えるかに悩むこともあります。こういうことで悩むのも私たちの考える誠意の一つです。

王道とは決して広く歩きやすい道ではありません。
時に楽をしたいこともあります。しかし、誰に対しても、いつでも正々堂々と仕事をするには、王道を歩み続けることが必要です。回り道に見えるかもしれませんが、結果的に一番効率的で、お客様との信頼関係を維持し続ける唯一の道だと考えています。